海水魚水槽の白濁り対策としてアラゴナイトサンドを投入

海水魚水槽の白濁り対策第2段として、水槽の底砂となる「アラゴナイトサンド・オーシャンダイレクト」を投入してみたので、レビュー的にどういう砂なのか伝えてみたいと思います。

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最初に何故アラゴナイトサンド砂を今さら入れようかと思ったのかは、実は水槽に入れていたキジハタがある病気になってしまった事がはじまりで、水槽の海水を全交換するついでに以前から気になっていたバクテリアが付いたアラゴナイトサンドを投入することにしました。キジハタの病気については次の記事で紹介してみますが、とにかく海水の白濁りを少しでもなくす為に入れた砂アイテムで、こういう特徴があります。

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アラゴナイトサンドはどんな砂?

アラゴナイトサンドの特徴

  • 天然のバクテリア付き
  • 溶けやすい結晶構造
  • PH/KHが安定
  • ミネラルが豊富
  • コケの軽減

オーシャンダイレクト・アラゴナイトサンドは砂底として使うだけで様々なメリットがあります。以前の白濁り問題の解決策ではバクテリアが鍵を握っていた事から、砂にバクテリアが付いている点がオレ的に一番大きく、コケ対策もできるのが特徴的。また砂は粒が細かく白っぽい色の為、水槽の中が明るく見えるのもアラゴナイトサンドの良さです。

アラゴナイトとは何か?

名前を聞いただけではパッとこないアラゴナイトは、太古生物の貝や海藻などの化石で、それを海水ごとパッキングしたウェット状態の砂がアラゴナイトサンド!ただの化石砂ではなくバクテリアが付いているので、砂底として使うとろ過バクテリアの住みかにもなるようです。

オレ的には説明を読めば読むほど最初の海水を作る時に使用しとけば良かったと後悔したアイテムで、使用の際は新しく水槽に入れる時とすでに立ち上がった水槽に入れる時では使用方法が違う為、最初に説明書を読むのは必須となっています。特に一度に大量のアラゴナイトサンドを入れると水槽内が白濁りを発生してしまい、魚に悪影響を与える恐れもあると書いてあったので、初めて使う場合は魚を入れずに少し様子をみたほうがいいかもしれません。

アラゴナイトサンドを入れた海水の様子

自分の場合は水槽の海水を全交換の際に新規にアラゴナイトサンドを投入していて、白濁りがどれだけ発生するのか想像が付かなかった為に魚を別容器に移し2.2キロの内の3分の1ほど使用。水槽内は今まで普通の砂を入れていた為にそれに混ぜる感じで、余った砂はまた海水を交換した時に徐々に追加していきます。

【砂とアラゴナイトサンドを混ぜた様子】

アラゴナイトサンドは細かい粒状の砂なので以前の普通の砂とも混ざりやすく、水につけると袋にはいっていた時よりも白っぽい印象。

海水を入れてフィルター機器を回すとこんな感じで、やはり白濁りは発生!この様子はタイ科のヘダイを飼育して2日目の様子に似ていて、完全にやっちまったという見た目ですが、とにかく様子を見る為に1日ほど置いてみました。

すると夜見た時はまだ濁っていたのに、朝起きてみるとビックリの透明度!LEDライトが照らす底は綺麗そのもので、砂が茶色から白っぽく変わった為か、見た目的にはアクアリウム感が出て明るい体感。砂を変えるだけでこんなにも違うのかという驚きとともに、さすが世界中の水族館や専門家などに愛用(袋に記入)されている最高級砂だけあるのを実感することになりました。

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選んだのは普通の砂とも混ざりやすい「オーシャンダイレクト・アラゴナイトサンド2.2kg砂粒状」

アラゴナイトサンド砂の感想

今回はキジハタがある病気になった為に海水を全交換するついでにアラゴナイトサンドを底砂として投入してみましたが、底砂としての見た目が変化しただけでなく、1週間ほどたってもコケが発生しにくい感じがしたので、バクテリアの白濁り対策だけでなく色々とメリットがある砂に感じました。

とにかくオレ的には海水魚を飼育する前の海水作りの時に使うと効果が期待でき、こういうアイテムを知らないのと知るのでは飼育環境が違ってくると思うので、これから海水魚を飼育する際は1つの例として参考にしてみてください。

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通販サイトアマゾンでは、オーシャンダイレクト、アラガライブ、プラチナリーフサンドなどの底砂を多数扱っていて、それぞれの特徴だけでなく砂の粒のサイズ(小粒や大粒)やキロなど色々ある為、目的にあったものがみつかるかもしれません。ちなみにホームセンターでは見た事がないアイテムなので、水槽の底砂を選ぶ際は選んでみてはどうでしょうか。

次の記事では海水を全交換するきっかけとなったキジハタの病気についてを紹介していきますが、海水魚水槽は見た目に透明感があってもそのまま海水を交換しないでいると魚に影響がある事を学んだので、少しでも魚に変化があったら気をつけたい所です。

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