ダイワのメタルジグ「ヒラメタルZ」を購入したので、どんなジグなのか飛距離テストもかねてレビュー的に紹介したいと思います。ダイワといえばオレ的には釣り用品メーカーの中でもライバルのシマノと並ぶ王道的な存在となっていて、リールや竿ロッドだけでなくルアー用品も豊富に扱っているのを知ったのは、本格的にルアーをやり始めてからの事でした。それまではルアー用品といえば何故かメジャークラフト(釣具屋でやけに目についた)という固定概念があったオレ的には釣具屋でダイワの「リアルスピン」を見たときにルアー用品を扱っている事を知り、シーバスロッド用に購入してキャストの練習をしていたのはつい最近の事!それからショアジギングをはじめて本格的にヒラメや青物を狙うようになってからは、とにかく飛距離が出るメタルジグを探すようになり、前回の記事の続き的に、いきついた先が今回のヒラメタルZでした。
正式名称は「フラットジャンキーヒラメタルZ」というヒラメとマゴチ狙い専用のメタルジグで、選んだのには理由があります。
ヒラメタルZを選んだ理由
選んだ理由は前回のジグパラジェットと同様にダイワではどんなメタルジグを出しているのか公式HPを見ていた時に発見したのがヒラメタルZで、ある文字が目に飛び込んできました。それが「鮃狂」という二文字の漢字となっていて、「ヒラメ狂い=自分」ショアジギングにロマンを求めている自分にとってはピッタリなアイテム!キャッチフレーズは見当たらないものの、ヒラメとマゴチ狙い専用のメタルジグという事と、形状がリア重心に見えたのでこれは飛びそうだと思い選んでみました。
メジャークラフトのジグパラジェットのように「男は黙って飛距離」並みにヒラメタルZも心に響くキャッチフレーズが欲しい所ですが、とにかく今までの経験からしてリアに荷重があるメタルジグはよく飛ぶという認識で、ラインナップの中に40gがあった事からショアジギング用として使うつもりです。
今回のレビューも飛距離テストから普通の人は見ないような色々な角度から見たりして、紫外線ライトをあててどんな光り方をするのかも検証したので、これからヒラメタルZを購入する人の為にも参考になればと思っています。
ヒラメタルZのスペック情報
鮃狂ヒラメタルZのスペック
サイズ
- 32g 62mm
- 40g 68mm
カラー
- 各13色
フック
- フロント トレブルフック
- リア トレブルフック
ヒラメタルZの特徴はリア重心の片側3面の形状となっていて、サイズは32gと40gの2種類。自分の目が正常なら色カラーはダイワ公式では13種類となっていますが、何故か通販サイトのアマゾン「ヒラメタルZ」は12種類(記事作成時)となっていました。カラーを見ると鮮やか系な色が多いように見え、自分が選んだ色は32gはヒラメピンクマーブル、40gは竜宮城というネーミングに負けていないカラーを選択。
フックはフロントがアシストフックではなくリアと同じトレブルフックが付いているのが他メーカーの遠投型ジグとは違っていて、リアには着脱可能なバイトマーカーティンセルというボンボンのような物がついています。気になったのが、このバイトマーカーティンセルの大きさの違いで、40gよりも32gの方があきらかに大きな物がついていました。最初は固体差のようにも感じましたが、良く見ると付け根の太さとボンボンの長さがあきらかに違っていたので、こういう仕様だと思います。
対象魚
ヒラメ&まごちが対象魚!自分の場合は遠投型メタルジグという事とヒラメ用で選びましたが、ベイトがいそうな場所でボトムをせめなければ青物もいけそうな感じがしました。
箱パッケージにはリングのサイズやフックのサイズも書いてあるので、フックを交換する時に見てから購入すれば間違えることはありません。ダイワは親切!
ヒラメタルZの形状
上からみるとわかるようにヒラメタルZは後方に重り(リア重心型)が来る形状となっていて、この形は飛距離が出る「飛び過ぎダニエル」と似ているものの、厚みがヒラメタルZのほうが若干薄くスリムに見えました。
飛び過ぎダニエルのレビュー記事
下側を見ると上とは形状が違っていて、分厚いことからもリア重心だけでなく下側に重さが来るように見えます。表面のピラミッドのように片側3面の盛り上がっているのも独特な形状で、初めて見たときは20gくらいの大きさに見えるほどコンパクトに感じました。
持ってみると重みを感じるのも、ヒラメタルZの特徴!
紫外線を浴びると光る
暗闇に光るピンクと薄緑色!紫外線ライトで照らして見た所、配色カラーの黄緑とピンク部分は蛍光色(紫外線を浴びると光る)が使われているようで、鮮やかに光っていました。竜宮城のネーミングはだてではなく、どちらも鮮やかに光っていますが、自分的には竜宮城のほうが目立つように感じました。
ヒラメタルZのスペック・見て思った所はこんな感じで、本題の飛距離テストにいってみましょう~
ヒラメタルZの飛距離テスト
今回飛距離テストをした場所は、前の記事で紹介したジグパラジェットの件があったことから、少し場所を移動した砂浜的なところで試してみました。風速は1mくらいで、天気は微妙なものの、飛距離テストするにはいい条件!防波堤ではルアーやエサ釣りをしている人もいて、そろそろ釣果が出やすい時期に近づいてきたように見えます。
使用した釣具
- ロッド ダイワジグキャスター97MH
- リール ダイワ20レブロスLT6000
- ライン PE1.5号
ヒラメタルZの32gはジグキャスター97MHでも投げる事はできますが、ロッドの適合重さではない為、40gだけの飛距離テストをしてみました。
飛距離テストをした結果は、約70~80mの飛距離!キャストした時の反動をあまり感じることなく「ピシュッ」という軽快な良い音とともに飛んでいて、体感的には瞬発力があるジグに感じました。またぶっ飛びという言葉もあてはまっていて、レブロスLT6000で巻いてもまだ岸まで来ないという感じで、それだけよく飛んでいたと思います。ジグの飛び方は形状が似ている飛び過ぎダニエルのように飛んでいて、見た目そのまんまの遠投型!
キャストした時に重みを感じるジグだと長時間投げ続けると疲れてしまいますが、スリムタイプのジグのようにキャストも軽く感じたので、これなら長時間投げ続けても大丈夫に感じました。
おそらくヒラメタルZも高性能ロッドを持っている人やショアジギング初心者の人でもキャストさえうまければかなり飛距離が出るメタルジグだと思うので、参考にしてみてください。
ヒラメタルZの感想
今回はダイワのメタルジグ・ヒラメタルZを実際に投げてみた飛距離テストをかねたレビューでしたが、見た目はコンパクトなのに空気を切り裂くようなキャスト音も出て本当によく飛ぶジグでした。スリムタイプ(ドラッグメタルキャストやジグパラジェットなど)のジグはキャストが決まりやすいという固定概念があったものの、ヒラメタルZもキャストは決まりやすかった事から、独特の形状は飛距離が出るだけでなくキャストしやすくも感じました。見た目は20g級に見えるヒラメタルZは自分の中で飛ぶジグ認定!もしショアジギング初心者の人でどのジグがよく飛ぶのか迷った際は選んでみてはどうでしょうか。
今回のヒラメタルZは通販サイトアマゾンで購入していて、サイズ色も豊富に扱っているだけでなく、釣具を購入するメリットの1つとしてカスタマーレビュー(購入者の感想)を見ることにより、どういう使い方をしているのか参考になるのが良い点!分からない点も解決できることが多く、自分はいつも購入する前に一通り見ていて、他の人の感想を見たい場合はおすすめです。
遠投性能のヒラメタルZを使いヒラメを狙ってみたいと思っているので、またショアジギング初心者釣行でヒラメタルZ限定チャレンジした時は記事でも伝えたいと思っています。
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