表浜ショアジギング釣行⑪細谷海岸で大物を釣りあげる

表浜の細谷海岸で調査をかねたショアジギング釣行してきたので、何を使ってどういう釣果が出たのか伝えてみたいと思います。実は今回はショアジギングポイントの中でも前回同様に小松原海岸(小島海岸・七根海岸)周辺でチャレンジするつもりでしたが、訪れてみるとビックリ!時間が遅かったせいかすでに海岸にはサーファーからアウトドア勢(炊き火など)があふれかえっていて、浜辺はルアーマンだらけの満席状態(20m間隔にビッシリ整列)。入れるポイントも波打ち際で水遊びをしている人達の近くと、キャストするには危ないと感じた事から必然的に細谷海岸方面でチャレンジすることになりました。

ただ今回のショアジギングでは新たなアイテムを試しに使っていて、タイトル通りのひさしぶりの大物をヒットするという釣果だけでなく、見た事もない光景を目の当たりにするという内容がかなり濃い釣行になっています。

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細谷海岸の状況

小松原海岸、七根海岸周辺はあれだけ混雑していたのに、少し浜松寄りの細根海岸は、サーファーアウトドア勢、釣りと多少は人がいるものの、そこまで混雑しているわけでもなく、特にルアーマンはポツポツいる状況。自分が選んだポイントは、サーファーが海に入っている場所から100mくらい離れた波が発生している比較的離岸流が発生しやそうなポイントを選択。

最近のオレ流ポイントとしては、空いていれば入って投げるのではなく、波が発生しているサーファーが多く集まる場所に近い場所を選んでいて、それが釣果に結びつけばと場所選びも意外と考えています。

使ったルアー釣具

投げたルアーは定番でもあるロッドに一番適している飛距離が出るメタルジグ40gがメイン、その中でも自作カラーのヒラメタルZ改「オレ流グローカラー仕様」はショアジギングではかかさないジグになっていて、青物を釣ったジグパラよりは釣果的(魚のグレード的な意味)には劣るものの、はっきりいってこれが一番釣果が出ている事から、「飛距離が出る目立つ」これ最強のジグになっています。

投げたジグ

そして今回使ったNEWアイテムがサビキ仕掛け!これは本来はショア用のサビキ仕掛けとなっていますが、説明書には堤防などのショアジギングなどにも対応という事から、回遊魚も狙えると予想して購入した物を一年の時を越えて(ずっと忘れていた)使ってみました。

サビキリーダーL

サイズは3つのラインナップから一番サイズが大きいLを選択。仕様は3本の針が2セットの内容となっていて、メタルジグを一番下につけて投げるジグサビキができるルアーロッド対応のアイテム!

一見すると40gのメタルジグをフルキャストして投げた際にサビキ仕掛けのラインが耐えれるかと不安に思うかもしれませんが、これは後で出てくる大物との戦いでも耐えた仕掛けでもあるので、ショアジギングをする人にはオレ的今一押しアイテムです。

ショアジギング開始!

この日は風速もほぼなく波もそれほど高くないオレ的には中々の海のコンディション、ジギング勢が整列する混みあっていない場所である為、隣が何を投げていて釣れたのか見る事ができませんが、常に海の様子を見て移動しながらジギングをする作戦。個人的には混んでいる場所に入って移動できないよりも、歩きながらジギングをするほうが有利に思っています。

そしていつものように最初は色々なジグを10回投げては交換しての繰り返し!去年の緊急事態宣言からずっと毎日筋トレ(腕立て+腹筋+スクワット各100回+片足スクワット左右50回)をして体幹が鍛えられたせいかキャストにもキレがあり、フルキャストも8時間連続でも余裕な体感。

基本リフトフォール時々アクション!

オレ的には今までの経験からキャストしてボトムに落ちてリフトしたフォール辺で釣果が出ている為、念入りにボトムまで落としてからリフトフォールの時々アクションを入れて魚を誘います。夏に狙える青物ならおそらくこれだけの動作で釣れると思っていて、今の時期は魚が回遊しているのか調査をかねている為、移動してはキャストを延々と繰り返しますが、何も釣れないのでついにアレを出す事にしました。

ジグサビキで勝負する事に!

ショアジギングのジグサビキは画像を見てもわかるように仕掛けだけで1mあるので、リーダーを含めるとかなり長くなるのが特徴。メリットとしてはジグのフックだけでなく、針が3本増えるので魚が釣れる確立が上がるのが良い点に感じます。

使用する際の注意点としては、リーダー側とジグ側のスナップが決まっているので、反対につけないよう注意が必要です。最初間違えて取り付けていて、ラインを巻いている時に何か抵抗が強い感じがするので、仕掛けを良く見ると枝分かれした針の向きがあることに気がつきました。

そしてジグサビキ仕様でキャストしてみるとわかるのが、飛距離の若干の低下(80m→50m)と針が3本追加されたことによる若干のラインを巻いた時の抵抗感。まあこの2点はデメリットともいえますが、ジグサビキを投げ続けた事によりこんな釣果となりました。

何が釣れたのか?期待だけさせるスタイル

 

細谷海岸のショアジギング釣果

細谷海岸でショアジギングをした時間は約4時間ちょっと、ジグサビキでしか魚が釣れなかったので、これは釣果が出るNEWアイテムとして今後のメイン仕掛けに決定!そして釣果というと、最初釣れたのは10センチくらいのカマスで、釣れた時の状況は中層から表層の間くらいでラインをただ巻いていた時に釣れた為、ヒットを感じたよりも何か引っかかったくらいの体感。回遊する魚としてここにもいたのかと少し驚きましたが、短時間のうちに2匹釣れたので回遊するタイミングは重要に感じました。

アマゾンでサビキリーダーを見る

メジャクラのショアジグサビキ

通販サイト「アマゾン」では、色々なメーカーからショアジギングで使えるジグサビキ仕掛けを販売していて、投げるジグの重さによってサイズのS・M・Lと選んでみてはどうでしょうか。またルアー用品メーカーメジャークラフトからジグパラシリーズにショアジギサビキ仕掛けが発売されていたとは驚きで、これをジグパラのジグと合わせてもいいかもしれません。

まだまだ続く今回の釣果!

巨大なボラ約70センチ!ダイワのオーバーゼアを購入してから初となる大物は魚ランク的には最階位ランクになってしまうボラですが、ロッドが今まで釣りをしてきた中でもトップ3位に入るほどしなり、6000番リールでも全然巻けないほどのラインが切れないか限界を感じる戦いを繰り広げた結果がこれ。ヒットした時はガツンと一気にロッドがしなる重みがあったので、青物でも大物かと思ったものの、以前青物を釣った時のような引きがなかった事から、何が釣れたのかワクワクしながらの戦い!波打ち際のボラを見て少しガッカリしましたが、魚のサイズ的には上位ランクということで良しとしました。

ボラが釣れた時の状況は、中層から表層を少しピッチを早くリールを巻いているときで、釣り上げる前にも3回ほど同じような重いヒットからラインを巻いている時にばれてしまいました。おそらく同じような状況を感じた場合は、その魚はボラの確立が高いので、ボラを釣りたい人意外は場所を移動したほうがいいかもしれません。

そんなボウズを経験せずにすんだ細谷海岸のショアジギング釣行でしたが、今回驚く光景を目にしていて、かなり問題ある行為に感じます。

ショアジギングをしている時に見た驚愕の光景!表浜の砂浜はウミガメの産卵地保護活動の一貫として車などの走行が禁止されていますが、堂々と走行しているジムニーを目撃。実は以前に小松原海岸の砂浜にもタイヤ痕が残っているのを見ていて、残された痕跡からオレ的プロファイリングをした所、車幅タイヤの太さからジムニーかパジェロミニの2車種、人物的にはジャイアン的なパワー系と予想していました。

そのホシ(容疑者)が自分の前に突然現れて、砂浜を堂々と走行しているシーンはパチなら激アツ状態!オレ的プロファイリングも的中!

表浜の砂浜を走行するとどうなるのか?

  • 6ヶ月以下の懲役
  • 50万円以下の罰金

懲役か罰金の2択を平然と人が多い時間帯の昼間にしているホシを見てビックリ、一瞬無敵の人かと思ったものの、見ていて分かった事は、ホシは人がいる場所(サーファー、釣り人、アウトドア)だけ砂浜を走行していた事から、故意に見せる目的で走行しているのが伺えました。ホシの特徴は、「シルバーの旧型ジムニー(ナンバーは動画から判明で状況証拠はバッチリ)、運転手ホシの年齢20~30歳代男・属性パワー系」助手席にも男らしき人物が乗っていてヒャッハー的な奇声を上げていたので、愉快犯のようにも感じます。

もし知らなくても誰も車で海岸に入ってない点と、砂浜にタイヤ痕がない状況を見れば、分かる事!ウミガメ保護活動に力を入れている場所でこのような行動をするとどうなるのか?

表浜でこのような行為をすると表浜で楽しむ人達にも規制ができたり影響が出てくる可能性もあるので、本当にやめてもらいたいものです。今回ショアジギングで釣果は出たものの、こういう事があった為、何か複雑な気持ちになった釣行でした。

色んな意味で内容がかなり濃かった細谷海岸ショアジギング釣行!まだ海水温度がそんなに上がっていなく調査を兼ねてだったので、またボウズをくらうと思い釣行の動画撮影はしていませんでしたが、ヒットした時のロッドのしなり具合はかなりヤバい見所タップリなシーンが撮れていたと思うと残念に感じます。動画を撮ると釣れない、動画を撮らないと釣れる!これ鉄板かもしれません。

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