メタルドライブ飛距離テストレビュー!ワームが90m飛ぶ!?

シマノのルアー「熱砂メタルドライブ」を購入したので、どんなアイテムなのか飛距離テストをかねてレビュー的に紹介してみたいと思います。ショアジギングでのワームと言うとオレ的にはジグヘッドワームを思い浮かべるわけですが、キャストしてみるとわかるのがメタルジグとは違って飛距離があまり出ないルアーアイテム!広大なサーフでのジギングでは、飛距離が重要だと思っているオレ的には、出来るだけ距離が出るようにキャストを工夫してみるものの、現実はそんなに変わる事はありませんでした。

そのワームでもメタルジグ相当の飛距離とワームのアピール力を最大限いかせるアイテムが今回紹介する「メタルドライブ」で、38gに関しては平均飛距離90mオーバーという事から、今までは到達することが無理だったポイントを狙うことが出来る画期的なサーフ用ワームリグとなっています。

購入したきっかけ

メタルドライブを購入したきっかけは、とある釣具チェーン店の掛川店にギャル店員がいるという噂を聞きつけた事が始まり!店に行ってみると本当にギャルっぽい店員がいるのを見つつ(商品を見ているフリをして横目でガン見)、今まで行った事がなかった店だったので、どんな釣具用品が売っているのか色々なコーナーを見ていたときの事。ロッドコーナーでは自分が最近購入したオーバーゼアを手に持ち先端付近の固さチェックをしている客が目に付き、長さはどれを選ぶのか見る為にルアーアイテムコーナーの陰から商品を手に取って横目でガン見(商品をみているように見える)するいつもの偵察姿勢をしていた時の商品がメタルドライブでした。チラッと見た瞬間目に飛び込んできたフレーズには「ワームが90mOVER飛ぶ!?」という驚きの文字で、ワームでヒラメを狙っているオレ的には運命のアイテムと言っても過言ではなく、メーカーもシマノという一流ブランドな事から、いつ買うの?今でしょ!と32gと38gを購入。結局そのロッドを見ていた人は固さチェックだけでしたが、自分が持っているロッドの値段が買った時よりも若干安くなっていた事にショックを受けて帰りました。

そんな理由で選んだ運命のメタルドライブがどんな特性を持ったワームなのか何故飛距離が出るのか解説してみるので、同じようにワームの飛距離を伸ばしたい人は参考にしてみてください。

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メタルドライブ32・38gスペック情報

ワームのアピール力と飛距離を両立したメタルドライブのラインナップ重さは32・38gの2種類となっていて、ボディの色だけでなくワームの色も選べるので、どれにしようか迷ってしまうラインナップの豊富さも魅力です。

自分が選んだのは、「32gヒラメキャンディ」、「38gハデピンク」で、ワームをグローにしようか迷いましたが、結局無難な色を選択。

メタルドライブスペック

重さ 32・38g
フック 32g #5×2

38g #4×2

フロントリアにトレブルフック搭載

ボディ 32g 67mm

38g 85mm

樹脂ボディ

対象魚 マゴチ、ヒラメなど

スペックをオレ的にまとめるとこんな感じで、32gと38gは重さ的には6gしか変わりませんが、ボディサイズが一回り小さい32gを持ってみると小型なのにズシリと重みがある感じがしました。パッと見ではメタルジグにワームが取り付けられているだけに見えるものの、飛距離を出す為に機能が備えられています。

32gは平均飛距離80mオーバー

38gは平均飛距離90mオーバー

※飛距離に関しては、使う釣具のロッドやラインの太さ、キャストのうまさや環境によって変わると思うので、必ずそれだけ飛ぶとは限らないので注意!

アーチドライブシステム

メタルドライブの32gと38gに関してはボディやフックの大きさ以外は見た目はそんなに違いはありませんが、1つだけ違う点はワームを取り付けている部分!38gの方が動きが大きくスライドする仕組みになっています。そのワームが動く部分は飛距離にも繋がっていて、アーチドライブ機能というキャスト時とリールを巻いた時のリトリーブ時にワームの位置が動く事で、空気抵抗を減らしたりワームをアピールできる画期的な機能があります。

キャストした時はワームが後方にスライドする事で、空気抵抗を軽減!そしてフロントフックをワイヤーで固定できるので、フックトラブルを軽減する機能も搭載しています。ワイヤーで挟んだ状態では、フロントフックが前後にしか動かなく、ワイヤーを外すとフリー状態!リアフックは常にフリー状態の仕様です。

今までのオレ的経験では、ジグヘッドワームをキャストした時にフックがワームに引っかかっている状態を何度か経験していて、メタルドライブはその問題点をワームがスライドして動く事やフロントフックが固定される事により改善できると思いました。さすがシマノパイセン!ワームの特性を考えて作られているように感じます。

ジグ本体上から

形状的には一見変わったメタルジグにも見えますが、上からみるとワームが乗りやすい形状!これはリトリーブ時のワームの泳ぎにも影響しているように見え、リフト&フォールがやりやすいという事からも、理にかなった形状を実現しているように見えました。

ワームの大きさ

ワームのサイズ32gは、3.2インチ約8センチ!38gは、4インチの約10センチ!ボディのサイズ感を見てもピッタリな大きさがチョイスされていて、ワームだけ個別で売っているので色を買える事も可能GJ!その色カラーの種類はどちらも10種類ある事から色々なボディバージョンに合わせられ、3.2インチは3個入り、4インチは2個入りと3.2インチの方が若干コスパはいいように思います。

メタルドライブ2種類のスペックと機能詳細はこんな感じで、次に肝心な飛距離について実際にキャストしてみたので、参考にしてみてください。

メタルドライブ飛距離テスト

メタルドライブの平均飛距離は、32gは80mオーバー、38gは90mオーバー、キャッチフレーズにもなっている飛距離はおそらくプロのガチ勢が適合する釣具を使って環境が良い場所での飛距離だとは思いますが、ジグとワームが合体したアイテムにつき、ルアー初心者でもジグヘッドワームでは狙えなかったポイントまで飛べば良いな精神でチャレンジしてみました。

【飛距離テストで使った釣具仕様】

ロッドのオーバーゼアは、スペック的にもジグの重さ40gがキャスト時のしなりにうまくのりやすく一番飛距離が出ることから、32gよりも38gが適している重さです。使うロッドの特性によって飛距離は変わってくると思うので、あくまでも1つのケースバイケースとしてみてください。

メタルドライブ32g

32gはコンパクトなのにズシリと重みがあって、キャストしてみると瞬発力があるせいかジグが一瞬で見えなくなるほど!飛距離は平均40mくらいとなっていて、オーバーヘッドキャストが決まると伸びて50mとキャッチフレーズよりも飛びませんでしたが、これはロッドの特性もある事から飛んだほうだと思いました。距離的には以前オーバーゼアを購入した時のロッド紹介で試したシンペンのぶっ飛び君くらい。

メタルドライブ38g

そして38gをキャストしてみると、アーチドライブのキャスト時の姿勢でワームが後ろに移動して飛んでいった様子が目視でき、瞬発力はメタルジグよりも劣るものの、飛距離は平均70mとジグ並みに飛ぶ結果となりました。おそらくラインをもう少し細くすれば80mくらいは飛んだと思うので、ワームが90m飛ぶというキャッチフレーズも使う釣具環境によっては初心者でも達成できそうです。

キャスト時の様子

①メタルドライブを前から後ろに振りかぶる瞬間

②後ろから前に弾く瞬間

③メタルドライブを弾いた瞬間

キャストした時の様子を見るとわかるように、メタルドライブの38gはしなりにうまくのっているのが確認でき、ワームがついている分、少し空気抵抗を感じましたが、何度投げてもワームがフックに引っかかる事なくキャストできた事から実用性あるワームリグGJ!ワームがフリーに動くのが引っかからない秘訣にも感じ、これならストレスなくキャストできそうです。

youtubeのレビュー飛距離テスト動画版ではより一層キャスト時の臨場感が伝わるかと思うので、良かったらみてください。

メタルドライブの感想

シマノのサーフ用ワームリグ「熱砂メタルドライブ」は、今までジグヘッドワームでは届かなかったポイントに到達できる点からも飛距離は伸び、アクションを入れても抵抗をほぼ感じなかった事から、リールを巻いた時の泳がせ(リトリーブ時)やリフト&フォール時もワームのアピール効果を実現してくれそうに感じました。

飛距離テストをした結果からも32・38gともにショアジギングで使えるアイテムに感じたので、もし自分と同じようにジグヘッドワームでヒラメを狙っていて、飛距離を出したい場合はメタルジグ同等に飛ぶメタルドライブ使ってみてはどうでしょうか。

アマゾンでメタルドライブを見る

種類も豊富なメタルドライブ!ボディの色だけでなくワームの色も変えれる点はGJとなっていて、通販サイトのアマゾンではワームも個別に扱っているので、グロー仕様など揃えるのも有りです。オレ的にはメタルドライブは少し値段が張るアイテムにつき、潮がいい日のここぞという時に使っていくつもりで(ロストすると効いちゃう為)、今年こそはヒラメを釣り上げたいと思っています。(夢を実現する為に

釣具レビューの記事では、エサ釣りからルアージャンル関係なく色々な物を紹介していて、じっくりと色々な角度から見るだけでなく実際に投げたりと初心者ならではの感想を伝えています。これから購入する人の参考になればと思っているので、記事と臨場感ある動画版ともに見ると、より一層伝わると思います。

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