カルディアSW5000D-CXHのハンドルノブを2BBベアリング化+カスタムしてみた

カルディアSW5000D-CXHのハンドルノブを2BBベアリング化+RCSパワーノブに交換してみたので、どんな作業だったのか注意点を交えて紹介。

今回のリールカスタム内容は、オレ的に高価な部類に入るカルディアSWを購入してすぐなことから、ダイワ純正にこだわりカスタム部品を揃えてみました。

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RCSパワーライトノブL

そもそもRSCパワーライトノブLを購入したのは、リール5000番手のノブキャップを外す為に特殊工具が必要だったからで、工具は単品でも販売していたものの、どうせならこの機会にノブもカスタムしようとしたのがはじまり。社外パーツには付属されていないものがダイワ純正には付属していて、セット内容は交換する際に必要なパーツがセットで入っています。

RCSパワーライトノブLセット内容

  • RCSノブ本体
  • 特殊工具2個
  • ワッシャー4枚
  • 取扱説明書

セット内容の特殊工具2種類はリールサイズによって違う各ノブキャップに対応でき、ノブのガタを調整できるワッシャー付き。取扱説明書には図入りのハンドルノブ交換方法が書いてある為、これを見れば簡単に交換できます。

RCSパワーライトノブLの特徴

RSCパワーノブLの色はゴールドとシルバーの2種類がありますが、カルディア用として選んだのはシンプルなシルバー色。サイズとデザインはカルディア純正と色以外同じで、一番の特徴がキャップ中央のRCS文字!持ち手の部分は純正と同じEVA製なので滑りにくく持ちやすく、はっきりいってカスタム感を出す目的だけと言っても過言ではないアイテム。

キャップとハンドル付け根部分は同色シルバー、いい意味で純正パーツらしく、純正を損なわないデザイン。

RCSパワーライトノブLを見る

そしてハンドルノブにはベアリングは付属していないので、ベアリングは2個必要、その点ノブをRCSにするならベアリングもダイワ純正カスタムパーツで揃えるのをおすすめします。

BBハンドルノブキットS(CRBB)

もしカルディアのハンドルノブを2BBベアリング化だけをしたい場合は、これだけでも有り!

BBハンドルノブキットS(CRBB)の内容

  • ベアリング2個
  • 取扱説明書

BBハンドルノブキットは純正パーツに準じた保証、アフターサービスを受けることができる点が一番の魅力で、ベアリングはミネベアなどの安い物とは若干違っています。

画像の左がミネベア製、右はSLPW製。ベアリング中央のシールド部分の色が違っているのが特徴で、回してみると安物とは違いガタがない体感。

BBハンドルノブキットSを見る

オレ的にはベアリング1個千円を考えると高いようにも見えますが、純正が販売しているカスタムパーツという事で安心感を買うイメージ。

ハンドルノブをベアリング化作業手順

さっそくカルディアSWのハンドルノブ部分をバラしてベアリング交換しますが、その前に用意したアイテムがこんな感じ!

用意したアイテム

  • +ドライバー
  • めん棒
  • つまようじ
  • 特殊工具
  • グリス
  • キッチンペーパー

特殊工具とグリス以外は一般家庭にある物を使用、その中でも特に注意したいのが+ドライバーで、ネジに合った物を使わないとナメてしまい面倒なことになるので注意。

ベアリングに塗るグリスは、取扱説明書を見るとダイワ用メンテナンスグリス104を推奨しているので、今後のリールメンテナンスのことも考えて用意するのも有り。オレ的には普段使っているシマノ用をもったいないので使っています。

そして意外と必要になるキッチンペーパーは、ノブをバラして並べる時やグリス塗りの時にデスクをグリスだらけにして汚さない為に用意していて、メンテナンスにはかかせないアイテム。

作業開始!ドドン♪

最初にハンドルノブキャップを特殊工具を使って外しますが、逆ネジになっているので注意!時計回りで緩めて外すことができます。

キャップを外すと+ネジがあるので確実に合ったドライバーで緩めて外します。オレ的作業では精密ドライバーの一番太いのを使用していますが、普通のドライバーで穴に入る物が用意できればそっちのほうが力が入る為おすすめします。ただ安物のドライバーだけはナメる原因になるのでNG!

ロックタイト(緩み防止)が塗ってあるネジはかなり固い!

1つ前の記事レグザの時にかなりの固さを体感した為、今回はより一層力が入る方法で外していて、ノブベアリング化作業の中でも一番慎重にやったほうがいいネジ外し。

ネジにタップリ塗られたロックタイト。

ハンドルノブの構成

+ネジを外せばハンドルノブをバラすことができ、外した順番に並べると組み付ける時にわかりやすいです。肝心なベアリング化は、画像の②と④の黒色カラーをベアリングに交換するだけで、自分の場合はノブも交換するので③をRCSパワーライトノブに変えています。

純正のカラーとベアリングは同サイズ!後はベアリングにグリスアップ(めん棒使用)して順番通りに組み付け。

ノブアウター側のベアリングはシャフト軸にツライチになるまで押し込みますが、この時につまようじでコツコツソフトタッチに押すとスムーズに入ります。

そして+ネジのトルク締め加減は、強く締めすぎるとベアリング破損や極端に回らなくなるので注意!オレ的作業では+ネジを軽く締めて回らなくなったら少し締めるだけのトルク加減。

最後にノブの付け根部分にガタがないかチェック、カルディアSWのシャフト軸に付く純正ワッシャーは1枚の構成で、そのまま純正通りの組み付けでガタはありませんでした。

ハンドルキャップは時計の反対回りで締め付け作業完了。

カルディアSWのハンドルノブベアリング化の作業は慎重にやっても約15分くらいと難易度は簡単な部類にはいるものの、とにかく+ネジを外す時に注意!それさえ乗り越えれば後はスムーズに行く体感です。

カルディアSWのハンドルノブをベアリング化した感想

今回のリースカスタムは、カルディアSW5000D-CXHのハンドルノブをRCSパワーライトノブLに交換して2BBベアリング化と2つの事を同時進行してみましたが、ハンドルを回した感じは少し軽くなった体感で実用性アップ。ノブのRCSについては元々ついていた純正と同型からノブのキャップ色が変わり、カスタム感が出てシンプルな印象。まあこれについては完全に自己満の世界と言っても過言ではなく、とにかく純正カスタムパーツを使ってオレ流リールを楽しみたい人にはいいかもしれません。

釣りをする道具だけでなくカスタムする楽しみ!同じように楽しみたい人は純正カスタムパーツのSLPWで揃えてみてはどうでしょうか。

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通販サイトアマゾンではダイワ純正カスタムパーツのSLPWアイテムを扱っていて、自分が購入したカルディアSW5000用としては、RCSパワーライトノブのLサイズ、BBハンドルノブキットはSサイズのCRBB(海で使う為)なのでサイズ間違えに注意。

今までのリールカスタムの中で一番スムーズ感が増したラインローラーベアリング化、カルディアSWシリーズでは記事作成現在、まだ公式で対応していないのでまだやっていませんが、対応品が販売された際はまたカスタムしてみたいと思っています。

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