液体蛍光塗料の「ケイムラコート」を購入したので、どういう物なのかレビューをかねてダイソージグに塗って光り方を検証してみたいと思います。前の記事ではタチウオ狙いに使うグローカラージグの光り方を検証していて、その続き的な感じもする今回のケイムラコート!紫外線ライトで照らすと光るのはグローと似ているものの、蛍光カラーは紫外線にあたっている時しか光ることがなく、グローは蓄光タイプなので特性が違っています。
ケイムラコートとは?
ケイムラコートは蛍光塗料のコーティング材で、蛍光紫カラーにできることからルアーのスプーン、メタルジグ、プラグ、エギなどに塗るとアピール度アップに繋がるアイテム。用途としては主にルアー用品に使われるようですが、ケイムラサビキ仕掛けもある事からエサ釣りの仕掛け(仕掛けに紫外線ライトを照らして試してみると、意外と蛍光カラーが使われている事が判明)など色々な物に塗ると魚を誘えそうにも思います。ただ蛍光カラーの特性から人間の目では紫外線の光りに照らされている時しか光っていないので、夜の真っ暗の海で光る夜光虫や青イソメとは違っています。
塗るだけで蛍光紫にできるケイムラコート!光り物で魚にアピールしたい釣り人の為にも、どういう物なのか光り方も検証してみるので、ケイムラコートを考えている人は参考にしてみてください。
東邦産業のケイムラコート
今回購入したのが東邦産業から出しているケイムラコート!小型のビンに液体蛍光塗料が入っていて内容量は10mlと一見少ないように見えるものの、ジグなどに薄塗りすると結構使えるように感じました。「超速乾3分でOK!」と箱に書いてあるのが目につき、実際に塗ってみても乾くのが早いので、厚塗りするのも時間はあまりかからないのでGJ。
ハケがついているので筆などを用意することなくすぐに塗れるのも良い点に感じ、通販サイトのアマゾンのケイムラコート・カスタマーレビュー(購入者の感想)を見ても色々な釣具に使っている人がいるのを確認できます。
匂いはプラモデルを作る時に使うセメダインボンドのような少しきついにおいがしていて、女性だとネイルに使うトップコート(以前はジグにこれを塗っていた)にも見た目と匂いは似ているように感じました。ケイムラコートという事で、紫の液体かと思っていましたが実際は透明色の液体です。
ケイムラコートはこんな感じのアイテムで、実際にジグに塗る前にどんな風に光るのか試してみました。
紫外線ライト(UVライト)は今回も活躍!蛍光カラーやグローがどんな仕掛けに使われていて、光り方を見ることができるので、これからは新しく購入したジグのレビュー時にも使ってみようと思っています。
自分が購入したVanskyというメーカーの紫外線ライト(UVライト)は電池が付いているのですぐに使うことができます。用途はカスタマーレビューを見るとレジンの硬化などに使っている人が多く、釣具のグローカラーや蛍光カラーの光り方を確認するのにも使うことができますが、普通のLEDライトとは全然違うので用途を選んで購入することをおすすめします。
ケイムラコートは目では紫というよりも青白く浮かびあがって光るように見えて、海の中の魚にはどんな感じに見えるのかわかりませんが、人間にはとにかく目立つ蛍光色に見えました。その横にあるダイソーの100円ジグベイトのピンク色の上半分は蛍光色として光っていて、初めてダイソージグでサバを釣った時はこのピンク色だったので、もしかすると魚にはアピール力がある色なのかもしれません。
ちなみに今回の為にダイソーにジグを買いにいったところ、1店舗目(大型店)では40gのシルバー色しか売っていない状態だったことからかなり売れているようで、2店舗目でも18gのピンク色(緑とシルバーが多かった)はほぼない状態でした。何故18gを選んだのかは、これをタチウオ狙い仕様にして使ってみたかったから!グローカラーと蛍光カラーをそれぞれ試してタチウオが釣れるのかチャレンジしていくつもりです。
さっそく本題のダイソージグにケイムラコートを塗ってみましょう~
ケイムラコートをジグに塗る作業
作業的にはダイソージグのピンクから下部分にケイムラコートを塗るだけで、表面をコーティングするという簡単な作業。下にはキッチンペーパーをひいて換気してやってみました。
ハケにケイムラをつけて塗る時間よりも乾かす時間のほうが長く感じますが、乾くのが早いので2度塗りしてもすぐに作業は終了!ケイムラコートは透明なので、ジグに塗っても違和感なく透明に仕上がりました。
ケイムラにコーティングされたジグの表面を触ってもベトつきがないことから、今回は試しでダイソージグに塗ってみましたが、ケイムラコートをショアジギングで使っているジグにもアピール力アップに塗ってみようと思います。
ケイムラコートを塗った後は紫外線ライトをあててどんな光り方をするのか検証!
ケイムラコートの光り方
比較するジグも用意していよいよケイムラコートを塗ったジグを光らせてみます。
紫外線ライトを照らすと!
お分かりだろうか?下の何も塗ってないジグに対して、ケイムラコートを塗ったジグの下半分が青白く浮き上がるように光っている!マスキングテープを使い境目をうまくつければよかったと思いますが、ピンクと青白く光るジグはとにかく目立っていて、紫外線があたるとこんな風に光ります。
ジグのピンク部分も光っているのでアピール力はかなりのもの!ケイムラコートを2度塗りしかしていなくてもここまで光れば十分に感じました。
ケイムラコートの光り方の検証はここまでで、シーバスロッドで使っているジグが他にも蛍光塗料を使っているのか試してみました。
ケースに入っているのはほとんどがダイソーの100円ジグで、一部違う物が入っています。
真っ暗にして紫外線ライトを当ててみると!
オレンジ色のダイソージグは蛍光オレンジが使われているようで、まるでサーモグラフィーにかけたように眩く光っていました。もう1つのジグはピンクと黄色部分が浮かびあがっていて、蛍光カラーを使っているジグは見た目ではわからないものの、こうやって紫外線ライトをあてると一目瞭然にわかります。
とりあえず持っている軽めのダイソージグはオレンジとピンクが半分から上部分に蛍光カラーを使っていて、他にもブルーピンの底部にあるピンクが光っていたので、蛍光カラーは意外と使われているのが分かりました。
ケイムラコートを光らせた感想
今回はケイムラコートを実際にダイソージグに塗って光り方の検証をしてみましたが、紫外線の光りを浴びるとここまで光るのかと驚く結果となりました。塗るだけで蛍光紫にできるケイムラコートは、とにかく作業的にも簡単で、塗っても透明なため目立つことなく普通のジグとして使うことができます。
これでケイムラコーティングされたダイソージグはアピール力がアップされたので、後は釣果を出せるか使ってみたいと思います。また他のショアジギングで使っているメタルジグも蛍光カラーが使われていない部分に塗ってケイムラ仕様にしてチャレンジしていくつもりです。
紫外線にあたると光るケイムラコート!魚種によってはアピール力になると思うので、光り方など参考にしてみてください。
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