ゴメクサスのパワーハンドルノブをナスキーに装着したので、交換方法やどんな物なのかレビュー的に紹介したいと思います。令和になって新たに加わったアジングメバリング用として使っているシマノのリール・ナスキー!ロッドのルアーマチックS76ULともマッチしていて、リールの番手が2000番なことからも軽く扱いやすいので自分的にはかなり気に入っているリールの1つですが、釣行を続けているうちに気になり始めたことがあります。それは普段の釣りは3000番リールをメインで使っている為、ナスキー2000番についているI字型のノブが番手が小さいことと慣れてないせいか少し持ちにくいと感じるようになりました。それを解決する為に今回カスタムをかねて、少し大きめの丸型のパワーハンドルノブに交換してみたので、装着取り付け方法など参考になればと思っています。
何故ゴメクサスのノブを選んだのか?
リールカスタムパーツといえばリールスタンド、ハンドルノブなど純正メーカー以外にも各社色々な物を出していて、その中でも通販サイトアマゾンで一際目立ったのがゴメクサス!以前の記事で紹介したリールスタンドを購入する際にもゴメクサスの商品が目に付き、前々から気になっていたメーカーでもありました。それで今回ハンドルノブをアマゾンで探していて、ゴメクサスのノブを見ていると購入した人の評判も上々で色も豊富、ナスキーに装着できる事が分かったので選んでみることにしました。
ゴメクサスのハンドルノブ38mm
ナスキーに取り付ける為に購入したのが、ゴメクサスのパワーハンドルノブ38mmで色はブラックゴールドを選択。ゴメクサスはとにかくサイズと色が充実していて、サイズは35・38・41mm(他にも45・47mmも有り)、色は持ち手がシルバー黒とどのリールのハンドルにも合わせやすく、アクセントとなるデザイン色(穴の部分)は金、シルバー、黒、赤、グリーンと豊富。
自分がブラックゴールドを選んだのは、ナスキーはボディが黒色でハンドル部分が金色なことから合いそうだと思いこの色を選びました。ただサイズに関しては41mmだと大きそうに感じたので、35mmと38mmどちらにしようか迷ったものの、結局中間の38mmを選択することに!
対応リールはダイワ、シマノどちらも対応しているリールが多く、ナスキーはゴメクサス・パワーハンドルノブ詳細欄の対応表に書いてありました。
ハンドルノブを観察してみた!
ブラックゴールドのアクセント(穴の場所)となるゴールド部分は、濃さ的にはダイワリール・レブロスの金色部分に近く、ナスキーは少し薄い金色なので微妙に色は違っていますが、シルバーよりも金色のほうがしっくりとくるように感じます。またレブロスにも取り付け出来るのか試してみましたが、どうやらレブロスのノブ外しはネジ一本の構造ではなく、ドリルなどで加工しないといけない事がわかり断念(元に戻せることしかしたくない為)しました。もしレブロスに無加工で装着できたらおそらくもう1つ買っていたと思います。
付属品など
- ベアリング2個
- スペーサー5個
- ブッシング1個(カラーのような物)
- 取扱説明書
ノブは回すとカバーが外れるようになっていて、パッと見はプラスティックのように見えますが、アルミニウム合金というしっかりとした作り!説明書にはシマノ、ダイワ、それぞれ取り付け方法が書いてあり、ダイワだけブッシングというパーツを使用するように書いてありました。
※作業前の注意点
とにかく最初に説明書を読む!これは分解作業するにあたって必須なことで、説明書を読まずに適当に取り付けると破損する原因になったりとろくな事がありません。分解する時もどういう風に取り付けられているか慎重に外していかないと元に戻せなくなったり、取り付け完了した時に1つだけパーツが余ったいたりする事もあるので、とにかく慎重に!
自分は今回のゴメクサスのハンドルノブをナスキーに装着するにあたり、作業する時間よりも説明書を読んでいた時間のほうが長かったので、作業時間はたいしてかからなくはっきりいって簡単です。
それでは装着の手順を紹介!
ゴメクサスのハンドルノブをナスキーに取り付け方法
最初に今現在ついているナスキーのハンドルノブを外さないと、ゴメクサスのノブを装着できないので、純正ノブを外します。
使った工具
- 精密ドライバーのマイナス(かなり細い)
- +ドライバー
この2点さえあればノブ外しと装着ができます。
ナスキーの純正ノブ外し方
ノブの横についているキャップは、小型マイナスを隙間に入れてテコの原理でこじると外す事ができました。傷がつかない為にテープをマイナスに巻いています。
するとノブを止めているプラスネジ(赤丸部分)が見えるので、これを+ドライバーで外しノブを引っ張ると取る事ができます。但し+の大きさに合っているドライバーを使わないと少し力がいるため、+部分をなめる可能性があるので注意!
純正ノブを外すとこんな感じで、シャフトがあります。部分的にグリスが付いている為、外す時はキッチンペーパーなどの上で作業することをおすすめ。
ゴメクサスのノブを取り付け
説明書によるとこのよう手順でノブを取り付けていき、ベアリングにグリスをつけると寿命を延長できると書いてあります。取り付けるネジは純正の物を使うので、小さい為なくさないように注意!
シャフト部分にスペーサー(ワッシャー)→ベアリング→ベースキャップの順まではスムーズ、次の2個目のベアリングを入れる所はシャフトに真っ直ぐ入れないとベアリングがうまく入らないので慎重に作業したほうがいいと思いました。
ベアリングを入れてネジでベースキャップをとめる!純正ネジでノブキャップを取り付ける締め付けトルクがわかりませんが、このネジをあまり強く締めすぎるとベアリングの破損に繋がるので、適度にしめたほうがいいと思います。こういう作業だとノブが取れないようにギチギチに締め付ける人がもしかするといるかもしれないので、その点注意が必要に感じました。
作業的にはこんな感じで、最後にキャップを取り付けて完成。もしノブ部分にガタつきがある場合は余っているスペーサーをかますと調整できます。自分の場合は1枚でもそれほど気になるガタつきはありませんでした。
作業時間は5分程度、説明書は10分くらい読みました。
普段首から下しか使っていない自分でもできたので、ノブの取り付けは誰でもできると思います。
取り付け作業の動画
画像や文字では伝わらない部分を動画で補足していて、ハンドルノブの取り付けがどんな作業なのか参考になると思います。ただダイワ・レブロスのように、ハンドルノブがネジ式ではないカシメ圧着タイプの場合は商品が異なるので、もし購入する場合は対応リールを良く見てから選ぶのをおすすめします。
ちなみにハンドルノブがカシメ圧着タイプの場合は、電動ドリルなどを使い少し加工しないといけないことがわかりました。
ゴメクサスのノブをナスキーに取り付けた感想
ナスキー2000番にゴメクサスのノブ38mmをつけて見た所、見た目にはリール自体が小さいので少しノブが大きい感じもしますが、大きいぶん瞬間的に持ちやすくなり実用的に感じました。重さ的にはI字型ノブのほうが軽いものの、持ちやすさからするとGJ!小魚を狙っていて、ふいに大物がかかった時もにぎりやすさ重視な為、パワーでゴリ巻きでいけそうな感じもします。一見パワーハンドルノブというと、3000番手以上のリールに取り付ける人が多いと思いますが、小型リールでもこのように対応していれば取り付ける事ができるので参考にしてみてください。
今回はレビュー的にゴメクサスのハンドルノブを紹介しましたが、リールカスタムしたい人からノブが少しにぎりにくいと感じている人まで、作業的には超簡単に取り付けでき、実用性アップする商品に感じたので自分的にはおすすめアイテムです。
通販サイトアマゾンではゴメクサスのハンドルノブのカラーが豊富なのが確認でき、カスタマーレビュー(購入者の感想)には取り付けた人のリール写真が結構あることから、使っているリール装着例としてみるのも有り!もし購入する場合は、「35~41mm」「38~47mm」とタイプAとタイプBの商品が分かれていて、同じゴメクサスの商品でも何故かサイズによって気に入った色がない場合もあるので、そんな時は別のゴメクサスノブ商品を見るとサイズがあるので間違えないように、また対応表にリールが適合しているかだけは必須なので確認してみてください。
これでアジングメバリング用のナスキーのハンドルノブの握りやすさは向上したものの、釣りをしていて使っている時にどうしてもロッドを置いたりして出来てしまう傷予防対策アイテムを近いうちにまた紹介してみたいと思っています。
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