台風の次の日に釣りに行った結果②!竿を修理することに(自作)

碧南海釣り公園に台風の次の日にいった結果の続編。前記事から約1週間もあけてテレビドラマの展開のようにどんだけ引っ張るんだよという声が聞こえそうですが、何が起きたかというと画像にもあるように投げ竿が折れました!状況としては、台風の次の日で釣果を期待していったものの、全く釣れなく帰ろうと駐車場の車に戻り道具をいったん置き車に積み込もうとした瞬間!突風のような少し強い風が吹き竿2本が倒れ、積みこもうとすると少し投げ竿に違和感があったのでよく見ると先端がなくなっている!とりあえず頭につけているヘッドライトで足元をよく探すと先端部分が折れて転がっていました。

ここで思ったことは、シーバスロッドを少し前に車に積み込んでいる時に無理に入れて折れたのと少し状況は違うものの、竿のケースの大事さを実感しました。折れた投げ竿は、2年くらい前に釣りをはじめた頃に買い今まで数々の魚を釣ってきたメインの竿で、ちょい投げから浮き釣りまで色々な仕掛けに使用してきた思い出深いものです。これがないと釣りにならないといってもいいほどで、軽くて使いやすく万能竿。シーバスロッドが折れた時よりはショックはなく、一度自作修理経験があるのでなんとかなるだろうという考えでその日は終わりました。

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竿の修理(自作)してみた

投げ竿を修理にかかります。とりあえず今回折れた箇所は竿の先端部分、困った事に折れた部分は金属のトップガイドのため中にカーボンが入り込んでいてまずはこれを取らないと修理ができない状態でした。以前にシーバスロッドが折れた時は第2ガイドと3ガイドの中間部分だったので、作業的には空洞になっている部分に繋ぎあわせる作業でした。

とりあえず前回使った竿修理セットを全部用意。前回はガイドを取り外したので巻く糸を使用しましたが、今回は折れた部分にトップガイドを挿し混むだけなので使用しません。

修理に使用した物
・アロンアルファ(釣名人)
・スレッド用コーティング剤

アロンアルファの釣名人は、普通の瞬間接着剤とは違い固まっても硬くならずにソフトに接着する感じのもので曲げたりする部分に使えるものです。

トップガイド(先端部分)をくっつけるには、ガイドの中に詰まっているカーボン?を取り除かないと竿に差し込めないのでまずはそこから開始!ドリルを使おうと思いましたが、ドリルの刃がこれだけ小さな物がなく精密ドライバーのマイナスでほじる感じで作業しました。小さいものから大きなマイナスに変えてガイドに穴ができたら、後は折れた竿をガイドにいれるだけの簡単な作業をイメージ。

先端部分のガイドを仮に竿に入れてみるといい感じにはまりアロンアルファ釣名人をつけて差込みました。差し込んでからは念のためにガイドと竿の接合部分にも少し塗りこれだけでもほぼ完成でしたが、その上からコーティング剤も塗る為乾くのを待ちます。

スレッド用のコーティング剤はA液とB液を1対1で混ぜるタイプで、少量しか使わないためペットボトルの蓋で混ぜて使用しました。説明書には硬化を早める為にドライヤー使用禁止や、完全硬化するには約1週間など記載されています。釣り道具屋の補修コーナーに行くとだいたい置いてあるので、もし竿を折って自作修理する人には1つ持っていてもいいと思います。

折れた部分のガイドの差し込んだ部分にコーティング剤を塗っていきますが、一度で結構な量を塗ってしまうと垂れるので2、3回にわけて少しずつ塗りました。これは前回のシーバスロッドで一度で仕上げようとして塗りすぎて垂れていたので経験をいかします。

1日たった完成した投げ竿!今回は前回シーバスロッドが折れた時のように10センチも短くならずに5ミリくらい短くなったので釣りには全く影響がないと思います。コーティングは気分的にやっていることなので、今回はアロンアルファだけでもよかったようにも感じました。
もし釣り竿が折れてしまったら、自作で直すのもいいですが保障などが残っている竿の場合は確実に保証を利用したほうがいいと思うので、自作で竿を修理する場合は、失敗してもいい覚悟が必要です!

なんとか修理はできたものの、あまりやりたくない作業なので本当に釣り竿ケースは大事に思います。(前回のシーバスロッドが折れた時も思いましたが。。。ヘタにケチるとこういう事態に発展するので、これを参考に竿ケース持っていない人は考えてみるのをおすすめします。自分的には竿を折るのはいつも帰り(車に道具を積み込む時)なので、遠足ではありませんが「家に帰るまでが釣り」という感じで最後まで気を引き締めて!

竿の修理をしたのは今週のはじめで、その前の週末に初めていった釣り場での釣果記事もまた書いて見ようと思います。

コメント

  1. りゅう より:

    台風の次の日は、クロダイやセイゴの活性はあがりますが、それでも濁りの程度によりますね。あんまり泥水みたいになってる様なら、まだ1~2日置いて、普通に濁ってるぐらいまで待った方が良いです。
    あと、トップガイドですが、ライターで軽くあぶれば簡単に取れますよ。(^^;